動物研修通訳の重要性
その通訳正確ですか!? 残念ながら米国、英国に動物に関する様々な分野(看護、トレーニング、グルーミング)の通訳を専門知識を持ちながら1人で全分野の通訳できる現地案内人はいません。 ☝これが事実です。 せっかく良い研修先で素晴らしい研修・プレゼンを受けても肝心な通訳がしっかり伝えられなければ意味がありません。 👈高いお金を払って海外まで行ってもあまり意味がありません。 特に看護飼系通訳には注意が必要です! 獣医学の専門用語を理解するだけでなく、適切な英語⇔日本語の訳だしが求められます。特にオーディエンスが日本人なので正確な日本語の運用能力が必要です! 現地で活躍する日本人の看護師や獣医さんがいる施設も結構ありますが? ➡残念ながらこういった方々のほとんどは米国で勉強されているので日本語の運用能力があまり高くありません。例えば椎間板ヘルニアはIBDDと覚えています。しかし日本の学生さがIBDDと言われても全く理解できないでしょうし、現地ガイドもIBDDでは全く理解できず通訳できません。IBDDは人獣共通ですので分かる方もいると思いますが、次の単語はいかがでしょうか。 全て寄生虫ですが、Heartworm, Ringworm, Hookworm, Roundworm,Whipwormをお使いの通訳さんは適切に訳せていますか? 学生さんがニキビダニとヒゼンダニの質問をした時にしっかり相手に伝えてくれてますか? 整形外科でよく出てくる、TTA,CBLO,TPLO,Lといった技術を内容を把握して通訳してますか? 動物の解剖学的特徴をしっかり理解した通訳になっていますか?(犬独特の腹部側、背部側といった言い回しや、CPRに必要の口腔内から肺に至る各器官をしっかり訳せていますか?) トレーニング研修で必ず出るPositive,NegativeそれぞれのEnforcement,Punishment計4種類の手法の違いを理解し分かりやすく通訳してますか? ここに挙げたのはほんの一例です。 私は通訳学校で10年以上通訳の基本技術を学び、その後講師にもなりました。 講師時代一番困ったのは帰国子女の対応でした。英語の運用能力は全く問題ないのですが、英語から日本語に訳す時に、頭で理解した内容を適切な日本語に変換する事が全く出来ないのです。現地で英語対英語のコミュニケーションなら問題ないですが、学生にわかりやすく説明する時には通訳者が自分の頭では英語を理解できていても、それがしっかり学生に伝わらなければ意味はありません。また時には話者の話が専門的過ぎて直訳では伝わらず補助的な情報も加えて伝えなければ理解できない場合も研修には多いです。通訳者としては言っていない事を言うのは邪道ですが、学生の研修の場合はこうした事も研修内容の理解を深める上で必要と考えます。そのためも通訳者のその分野の基礎知識は重要なのです。 そこで 松岡淳に任せて頂けないでしょうか?上記問題を解決いたします。 1999年より動物関係の海外研修に携わり20年以上が経過いたしました。その間、様々な動物分野の研修を担当し通訳してまいりました。 その中で多くの獣医さんや看護師さん、学校の先生、ドッグトレーナー、またブリーダーさんやドッグショーハンドラーさん、世界的に有名なグルーマーさんと出会いそれぞれの専門分野の知識のご教授を頂いてまいりました。この経験はかけがえのない財産です。この間独学でも学んできました。蛇足ですが妻は犬の訓練士です。現在では動物の専門学校の海外研修の通訳が年間50日程度。JKC様からのご依頼でアジリティー世界選手権や世界最大のドッグショー・クラフト展の同行通訳、OPDE様ご依頼のヨーロッパおよび米国アジリティー大会の同行通訳など動物に特化した通訳を行っております。変わったところでは動物の気持ちの分かるアニマルコミュニケーターの通訳等も行ってまいりました。 通常は旅行全般の手配を含めパッケージでサービスを提供しておりますが、通訳のみの同行も可能です。 |